2021年11月13日、ポストコロナ・アーツ基金の展覧会「『新しい成長』の定期 ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト」が始まりました。会場となる東京・上野の東京藝術大学大学美術館および近隣展示場所に、16組のアーティストたちの作品が集いました。
また、初日の夕方には参加作家および実行委員会から数名ずつが登壇しての、オープニングトーク も開催されました。その様子はこちらでご覧いただけます。
オープニングトーク『「新しい成長」の提起 ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト』
[登壇者]
参加作家から:竹内公太/西村雄輔/毛利悠子
実行委員から:大林剛郎(株式会社大林組 代表取締役会長)/
河邊徹也(株式会社羽田未来総合研究所 専務取締役執行役員)/服部今日子(PHILLIPS Auctioneers 日本代表)/御立尚資(公益財団法人大原美術館 理事)
※途中から、飛び入り参加的にChim↑ponのエリイさんにもご登場をお願いしました。
コロナ禍以降の社会変化を起点としたプロジェクトから、一見するとこのテーマとどうつながるの?と思わせるプロジェクトまで、アーティストたちの応答はさまざまです。ぜひ、かれらの多様な表現を会場で体験していただき、これからの私たちの生活や社会やについて考え、話し合う契機にもなれば幸いです。
なお、本展は東京芸大美術館の展示室で行われていますが、別の場所に2つの作品があります。ひとつは大和田俊さんのサウンドインスタレーション。これは美術館エントランスにあります。2つのスピーカーから響く音の正体については、3F展示室入り口にあるハンドアウトもぜひご参照ください。各作家による、プロジェクトについてのテキストを紹介しています。
もうひとつの作品が、美術館すぐ側、大学構内のグラウンドにある西村雄輔さんの屋外展示作品。周囲の木々が秋の装いを見せるなかに出現しています。ぜひお見逃しなく。
会期は11月28日(日)まで。最終日夕方からはクロージングトークのライブ配信も予定しています。配信URLなど詳細も確定次第このサイトでご案内いたします。
改めて、PCAFにご支援・ご協力いただいている皆さまに、関係者一同より御礼申し上げます。そしてこの展覧会を起点に、来場者の皆さまの体験や考察によって、PCAFの活動がより広がりを得ることを願っております。