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[書籍刊行]ポストコロナと現代アート 16組のアーティストが提起するビジョン

2020年に設立されたポストコロナ・アーツ基金(PCAF)の活動をまとめた書籍『ポストコロナと現代アート 16組のアーティストが提起するビジョン』(左右社)が、刊行のはこびとなりました。

2021年11月に開催された展覧会「『新しい成長』の提起ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト」の内容を軸に、参加作家のインタビューや作品紹介、多様な論考群や、実行委員など関係者のことば、さらに展覧会期中に行われた公開トークの概要も収録しています。

刊行の実現を支えてくださった皆様お一人おひとりのご支援に、改めて深謝いたします。新型コロナウイルス感染症の状況は一進一退を繰り返し、未だ収束の見通しはみえませんが、本書がこの時代を、またこれからの社会を生きる方々に響く一冊となることを、心より願っております。ぜひご高覧いただければ幸いです。詳細は下記ページでご紹介しています。

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[2022年のご挨拶]

2022年のご挨拶がたいへん遅くなり、恐縮です。

2020年の基金立ち上げを経て、昨年はPCAFのプロジェクトが具体化した年でした。展覧会は当初の6月予定が他ならぬ新型コロナの影響で延期となりましたが、関係各位や周囲の皆様のご協力のもと、おかげさまで11月に開催が実現いたしました。各参加アーティストのプロジェクトにふれた多くのご来場者が、個々に、そしてどこかでつながりながら、これからの社会と私たち自身について考える場になれたならば幸いです。

この展覧会は、参加アーティスト各位をはじめとして、関係各位、またクラウドファンディングなど様々なかたちでご支援してくださった皆様など多くの方々のお力によって実現しました。そのことを改めて実感しており、皆様に心より御礼申し上げます。また、この展覧会にご注目いただき、感染拡大防止策にもご協力いただきながらご来場・ご鑑賞くださった皆様にも御礼申し上げます。

現在PCAFでは、ドキュメント映像と書籍の制作に向けて引き続き活動中です。展覧会延期の影響もあり、当初予定の再調整が必要な部分もありますが、1日も早く皆様にお届けできるよう進めて参ります。進捗について適宜ご報告できればと存じますので、どうかよろしくお願いいたします。

PCAF実行委員会 事務局

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[展覧会関連]サエボーグ パフォーマンス/小学生ワークショップ

展覧会「『新しい成長』の提起 ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト」会期中の関連イベント群を新たにご案内いたします。今回は、参加アーティストのサエボーグによる公開パフォーマンス、そして小学生を対象にした東京藝術大学主催のワークショップ群です。

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[展覧会関連]イベント情報:クロストーク/クロージングトーク配信

オープン以来、多くの反響をいただいておりますポストコロナ・アーツ基金の展覧会「『新しい成長』の提起 ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト」。会期中の関連イベントを新たに2件ご案内いたします。いずれも視聴無料のオンラインライブ配信、ぜひご高覧いただけたら幸いです。

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[展覧会関連]PCAF展がオープンしました

2021年11月13日、ポストコロナ・アーツ基金の展覧会「『新しい成長』の提起 ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト」が始まりました。東京・上野の東京藝術大学大学美術館および近隣の展示会場に、16組のアーティストによるプロジェクトが集います。

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[展覧会報告]PCAF展がオープンしました

2021年11月13日、ポストコロナ・アーツ基金の展覧会「『新しい成長』の定期 ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト」が始まりました。会場となる東京・上野の東京藝術大学大学美術館および近隣展示場所に、16組のアーティストたちの作品が集いました。

また、初日の夕方には参加作家および実行委員会から数名ずつが登壇しての、オープニングトーク も開催されました。その様子はこちらでご覧いただけます。

オープニングトーク『「新しい成長」の提起 ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト』

[登壇者]
参加作家から:竹内公太/西村雄輔/毛利悠子
実行委員から:大林剛郎(株式会社大林組 代表取締役会長)/
河邊徹也(株式会社羽田未来総合研究所 専務取締役執行役員)/服部今日子(PHILLIPS Auctioneers 日本代表)/御立尚資(公益財団法人大原美術館 理事)

※途中から、飛び入り参加的にChim↑ponのエリイさんにもご登場をお願いしました。

コロナ禍以降の社会変化を起点としたプロジェクトから、一見するとこのテーマとどうつながるの?と思わせるプロジェクトまで、アーティストたちの応答はさまざまです。ぜひ、かれらの多様な表現を会場で体験していただき、これからの私たちの生活や社会やについて考え、話し合う契機にもなれば幸いです。

なお、本展は東京芸大美術館の展示室で行われていますが、別の場所に2つの作品があります。ひとつは大和田俊さんのサウンドインスタレーション。これは美術館エントランスにあります。2つのスピーカーから響く音の正体については、3F展示室入り口にあるハンドアウトもぜひご参照ください。各作家による、プロジェクトについてのテキストを紹介しています。

もうひとつの作品が、美術館すぐ側、大学構内のグラウンドにある西村雄輔さんの屋外展示作品。周囲の木々が秋の装いを見せるなかに出現しています。ぜひお見逃しなく。

会期は11月28日(日)まで。最終日夕方からはクロージングトークのライブ配信も予定しています。配信URLなど詳細も確定次第このサイトでご案内いたします。

改めて、PCAFにご支援・ご協力いただいている皆さまに、関係者一同より御礼申し上げます。そしてこの展覧会を起点に、来場者の皆さまの体験や考察によって、PCAFの活動がより広がりを得ることを願っております。

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[お知らせ]実行委員会より|新会期での展覧会と今後にむけて

このたび、11月の新会期によるPCAF展開催をお知らせできることを大変嬉しく思います。昨年、世界は、新型コロナウィルス感染症という厳しい試練に直面しました。コロナ禍が、我々の直面する社会的な課題を、顕在化させ、加速化させ、深化させて我々に解決を迫ってきております。PCAFは、このコロナ禍においても文化芸術の営みを消してはならないとの思いから始まり、そこから、コロナ禍以降の新しい生き方やより良き社会のあり方についてアーティストと共に探る試みへと発展しました。

去る6月に開催予定だったPCAF展覧会は、各参加アーティストがこの課題に向き合うことで生まれた表現や活動を社会に届け、私たちが共に考える最初の機会となるはずでした。しかし、まさに新型コロナそのものの影響で延期を余儀なくされる試練に直面しました。アートの目的は、心の救済であり、また現代社会が抱える諸問題に対して警鐘を鳴らす、炭鉱のカナリアでもあります。ただし、このカナリアは自らを犠牲にするのではなく、その創造力によって私たちに訴えてくれるのだと考えます。延期を決め、関係者や来場者の皆様にとってより安全な開催を目指した背景には、そうした思いもありました。

延期決定からの数か月間も、国内外で本当に様々な出来事がありました。新型コロナをめぐる状況もいまだ予断を許しませんが、コロナ禍以降の社会を皆で考えていくことの大切さは一層増していると感じます。この試練の中でも志と情熱を失うことなく活動を続ける参加アーティストの皆様に心から敬意を表します。また、残念ながら延期後に諸事情で参加を取りやめることになったアーティストもおられますが、最後まで可能性を検討してくださったことに心より感謝申し上げます。

展覧会では、私たちがこれからの社会を考えるうえで示唆に富む刺激をくれる創造性あふれる表現の数々に出会えることを、実行委員会一同、心より期待しています。ぜひ皆様も、引き続きPCAFの活動にご注目いただき、更なるご支援を頂ければ幸いに存じます。

川村喜久
2021年10月 PCAF実行委員会事務局長

 

  • PCAFは民間有志によるPCAF実行委員会と、東京藝術大学との共同事業です。
  • 新会期は2021年11月13日(土)~28日(日)、会場は東京藝術大学大学美術館 本館(上野)となります。詳細は本サイトの「EXHIBITION|展覧会」もご覧ください。
  • 展覧会日程変更に伴う再調整の中で、当初このプロジェクトに参加予定であった雨宮庸介氏は諸事情から不参加となりました。大変残念ではありますが、最後まで可能性を検討してくださった雨宮氏に深謝致します。また事前のワークショップなど氏の関連活動にご参加いただいた皆様にも御礼申し上げます。
     

■ポストコロナ・アーツ基金 運営体制

PCAF実行委員会
発起人/役員(五十音順):井上智治(一般財団法人カルチャー・ヴィジョン・ジャパン代表理事)、大林剛郎(株式会社大林組 代表取締役会長)、須藤 潮(吉野石膏株式会社 代表取締役副社長、公益財団法人吉野石膏美術振興財団 評議員)、遠山正道(株式会社The Chain Museum 代表取締役社長)、御立尚資(公益財団法人大原美術館 理事)、山本誠一郎(Y-Labs 株式会社 代表取締役)、川村喜久(事務局長)(一般財団法人川村文化芸術振興財団 理事長)

発起人(五十音順):浅生亜也(株式会社サヴィーコレクティブ 代表取締役)、安東泰志(ニューホライズンキャピタル株式会社 代表取締役会長)、大西 洋(株式会社羽田未来総合研究所 代表取締役社長)、木越 純(バンク・オブ・アメリカ・エヌ・エイ東京支店 副会長)、倉田陽一郎(Shinwa Wise Holdings株式会社 代表取締役社長)、小柳敦子(公益財団法人小田原文化財団 代表理事)、寺田航平(寺田倉庫株式会社 代表取締役社長)、服部今日子(PHILLIPS Auctioneers 日本代表)、藤波克之(FSX株式会社 代表取締役)、松葉邦彦(株式会社TYRANT 代表取締役 / 一級建築士)、水口 翼(サイブリッジグループ株式会社 代表取締役会長兼CEO)、森 佳子(森美術館 理事長)、山中 武(株式会社マルニ木工 代表取締役社長)

監査:桶田大介(弁護士)

ほか、PCAF実行委員 一般会員の皆様

東京藝術大学
澤 和樹(東京藝術大学 学長)、日比野克彦(東京藝術大学 美術学部長)

選考委員
椹木野衣(美術評論家、多摩美術大学教授)、藪前知子(東京都現代美術館学芸員)、鷲田めるろ(十和田市現代美術館館⻑)
 

■PCAF実行委員 一般会員募集
PCAFでは、その活動趣旨にご賛同頂ける方々に寄付等の形でご協力いただく「PCAF実行委員 一般会員」も常時募集しております。詳細は本サイトの「DONATION|寄付のご案内」をご参照ください。

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[展覧会・新会期のお知らせ] 「新しい成長」の提起 ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト

PCAFの展覧会「『新しい成長』の提起——ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト」について、去る2021年5月の延期を経て、このたび新たな会期が決定しましたのでご報告・ご案内いたします。

新会期:2021年11月13日(土)~28日(日)
会場:東京藝術大学大学美術館 本館(上野)

同展は当初、2021年6月8日から27日にかけて開催予定でしたが、同年5月末の緊急事態宣言延長を受けて延期しました。その後の調整を経て、下記の通り新たな会期での開催が決定しました。展覧会詳細はこちらもご覧ください。

新会期のための諸調整にご協力いただきました、参加アーティスト陣ならびに関係各位、またご支援者の皆様に心より御礼申し上げます。今後も開催に向けた動きを適宜ご案内できればと考えておりますので、ぜひご注目いただければ幸いです。この過程を本プロジェクトの深化につなげ、新たな日程での開催を実現すべく関係者一同で前へ進んで行きたいと考えております。引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2021年8月18日
ポストコロナ・アーツ基金事務局
東京藝術大学

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[展覧会延期のお知らせ] 「新しい成長」の提起 ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト

このたびの緊急事態宣言延長を受け、2021年6月8日(火)から6月27日(日)まで東京藝術大学大学美術館にて開催を予定していた展覧会「『新しい成長』の提起——ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト」について、誠に遺憾ながら開催延期の決定をお知らせいたします。開催に向け準備を進めてきた参加アーティスト陣ならびに関係各位、またご支援者や本展にご期待いただいている皆様のことを思うと、苦渋の決断となりましたが、何卒ご理解いただければ幸いです。

現在、新たな開催日程について各所と調整しておりますので、日程が決まり次第、改めてご案内させていただきます。コロナ禍以降の社会について考えるこのプロジェクトが、他ならぬコロナの影響でこのような試練に直面したことは残念でなりませんが、この過程を本プロジェクトの深化につなげ、新たな日程での開催を実現すべく関係者一同で前へ進んで行きたいと考えております。引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2021年5月29日
ポストコロナ・アーツ基金事務局
東京藝術大学

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[展覧会開催決定] 「新しい成長」の提起 ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト

※2021年5月29日追記:緊急事態宣言の延長を受けて、本展覧会は延期となります。誠に遺憾ながら、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。こちらもご覧くださると幸いです。

このたび、多くの方々のご協力により、PCAF参加アーティスト17組による展覧会「『新しい成長』の提起 ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト」の開催が正式決定しました。詳細は下記ページをご覧ください。今後の最新情報も同ページにて更新していく予定です。コロナ禍以降の社会をアーティストたちと共に探るこの試みに、ぜひご期待ください。

EXHIBITION|展覧会